加齢臭というと男性だけと思いがちですが、女性でも発生します。
女性ホルモンが減る40代以降から、ご自分でも気になる方が増えてきます。
この記事では、加齢臭が気になったときにすぐにできる対策を紹介します。
また、加齢臭予防のために、日ごろから気を付けたいことも。
ご主人の加齢臭対策にもなります。
加齢臭の原因は?
加齢臭は、皮膚の油分「皮脂」が酸化することで発生するノネナールという物質が原因となります。
ノネナールはパルミトレイン酸と過酸化脂質によって作られます。
パルミトレイン酸は油を多く含む食事によって増加します。
過酸化脂質は脂質が活性酸素によって酸化されたもので、年齢と共に増えていきます。
つまり、原因となるノネナールを発生しないようにするためには、
油をとりすぎない
太らない
アンチエイジング対策をする
ということですね。
すぐに効果のある対策は、汗をかくこと
といいましても、急に痩せられないし、老化を防ぐといわれても、という方も多いと思います。
すぐできる対策は、サウナ、半身浴、岩盤浴などで汗をかくことです。
汗をかくと毛穴につまった古い皮脂や汚れが出できますので、ノネナールの発生を抑えることができます。
運動不足、湯船に入らない、冷房の生活などで日ごろから汗をかいていないと、汗腺が上手く働かなくなり、汗が出にくくなってきます。
汗がかけないと、皮脂が毛穴につまって酸化しますので、ノネナールが発生しやすくなるのです。
ですから、ノネナールを発生させない第一歩は、
汗をかいて、汗腺を鍛えて、汗をかけるようにすること
運動で汗をかく
半身浴などの入浴で汗をかく
サウナで汗をかく
簡単にできるのは、入浴です。
ゆっくりと、顔に汗をかくまで湯船につかってください。
半身浴がおすすめです。
汗を出したら、水分補給はきちんとしてくださいね。
「太っているので汗っかき」という方はどうなのでしょうか
太っていると汗をかきやすい方が多いのですよね。
でもそれは、汗腺が皮脂などで詰まってしまい、働いている汗腺が少ないため、残っている汗腺から汗がたくさん出て、汗を大量にかいているように感じているのです。
太っている方のほうが、痩せている方より、加齢臭が出やすくなってしまいます。
汗腺を鍛えて、働く感染を増やして、きちんと汗をかけるようにしましょう。
そのほかの加齢臭の対策
身体の酸化を防ぐことが大切です。
4つの方法を紹介します。
加齢臭を抑える4つの対策
・ストレスをためない
・喫煙しない
・紫外線を避ける
・抗酸化作用のあるビタミン、ミネラル、ポロフェノールを積極的に摂る
私のサロンのお客様は加齢臭に悩んでいる方がほとんどいません。
食事に気を付けて、太りすぎないようにしているためでしょうが、
サロンのトリートメントでハーブサウナに入り、身体を温めて、汗をかいているからという理由もあるのでしょう。
サウナで汗をかいたり、飲み屋で飲んでストレスを発散したりしているおじさんたちは、加齢臭対策にもなっているようです。
加齢臭の出る場所を知って対策をとる
加齢臭の出る場所は
頭、耳のまわり、首の後ろ、胸元、脇、背中
加齢臭の出る場所をお風呂できちんと洗う
外出したときは、汗取りシートなどで拭く
ということを、まめにするといいですね。
汗の濃度が濃くなると、加齢臭がひどくなることがあります。
水分を多く摂るようにして、まめに汗を拭き、皮膚を清潔にするようしましょう。
男性の加齢臭の対策
入浴やサウナで汗をかく
ご主人の加齢臭にお悩みの方も多いと思いますが、まずは、入浴やサウナで汗をかいてもらうにすると、臭いが抑えられると思います。
男性は、「からすの行水」タイプが多いのですが、ゆっくり半身浴してもらうといいですね。
運動して汗をかく
運動して汗をかくのも、効果的な対策です。
ご夫婦で一緒にウォーキングするのもいいですね。
食事に気をつける
揚げ物を控えるなどの悪い油をとらない
魚や野菜中心の和食にする
ダイエットと同じですね
私の主人も加齢臭がないのですが、悪い油をとらないようにして、太らないようにしていますし、サウナにも週に3回くらい入っています。
まとめ
アンチエイジングを心がけていると、加齢臭を予防する習慣にもなりますね。
・ストレスをためない
・油を摂りすぎない
・魚や野菜中心の食事
・ポリフェノールを摂る
・適度な運動をする
・太らない
日ごろから心がけてみてくださいね。