「食べなくても痩せない」のは、食べていなかったから！？
食べることで消費できるカロリーを知っていましたでしょうか。
食事誘導カロリー、食事誘導代謝熱ともいわれます。
消費カロリーについて知って、痩せる身体を手に入れましょう。
体重が増えるということ
身体は摂取した余分はカロリーを脂肪として蓄えます。
体重が増えるということは、摂取カロリーが消費カロリーより多いときです。
（摂取カロリー） － （消費カロリー） ＝ （余ったカロリー）
ちなみに、運動をして筋肉を付けても体重は増えます。
運動した、筋トレしたという心当たりのある方は、筋肉が増えているのかもしれません。
ただ、40代からの女性では、筋トレしてる方はあまりいないですね。
私のサロンのお客様でも、「絶対心当たりがない～！」
とおっしゃります。
体重の増減は摂取カロリーから消費カロリーを引く引き算とすると、
7000カロリーで1キロ増えます。
消費カロリーの3つの種類
消費カロリーは3種類あります。
基礎代謝 身体自身の消費カロリー
活動代謝 運動による消費カロリー
食事誘導代謝 食事を食べて消化することによる消費カロリー
基礎代謝
消費カロリーの６０％から７０％を占めます。
なにもしなくても一日に消費するカロリー
なにもしていなくても人間は心臓、脳、内臓を動かしたり、呼吸をしたり、筋肉から熱を発生させたりしています。
寝ている間も、カロリーを消費します。
筋肉が熱を発生したりして消費するカロリーが多くを占めいて、４０％です。
活動代謝
運動や日々の活動などで消費されるエネルギーです。
かなり運動してもせいぜい３０％くらい。
意外に低いですね。
食事誘導代謝
食事を消化して吸収させるときに消化するカロリーです。
一日の消費カロリーの１０%から２０％を占めています。
食事をすると体があたたまりますよね。
これは食事をとることにより体がエネルギーを発生して熱を出しているのです。
たんぱく質が一番食事誘導代謝熱を発生させます。
脂肪分は食誘導熱代謝の発生を半減させます。
筋肉を増やして基礎代謝を上げる！でも女性は・・・
筋肉が増えると、基礎代謝が上がります・
なにもしなくてもエネルギーを消費してくれるのです。
ただし、男女では多少違うようです。
「筋肉が増やして代謝を上げる！」は女性には難しい
３つの消費カロリーのうちで多くを占めるのは基礎代謝です。
基礎代謝を上げるためには、筋肉を増やすことが有効です。
「代謝を上げるために筋肉を増やしましょう」といわれていますよね。
でも、女性の場合、どうも難しいようです。
その理由は
・女性は筋肉を増やすということが男性に比べて難しいのです。
筋トレや激しい運動は苦手な方が多いです。
女性ホルモンの影響で、男性よりも筋肉を維持しにくくなっています。
・女性はセルライトがある
脂肪やセルライトがついたまま筋肉を増やしても
脂肪と筋肉が混ざった霜降り状態になっていまい
脂肪が燃焼しにくくなります。
長い目でみると、筋肉をつけることは、美容健康のために必要です。
特に、インナーマッスルを鍛えることが大切です。
詳しくは「運動習慣をつける」のブログをご覧ください。
食事をぬくと、一日の消費カロリーが減ってしまう
食事誘導代謝熱は１日の消費カロリーの１０%から２０％をしめています。
１食ぬくと2食なるので、その３分の２になってしまいます。
食事をぬくことはもったいないですね。
食事誘導代謝熱を上げやすい食事
お米（玄米、雑穀、）
炭水化物は代謝を上げるためのスターターになります。
白米よりも玄米、雑穀米がおすすめです。
たんぱく質
たんぱく質は消化に一番時間がかかります。
内臓が動くと、食事誘導代謝熱が上がります。
お肉や魚、意識的に食べるといいですね。
お肉の脂身は除きましょう。
ハンバーグとソーセージはダイエットではＮＧです。
あたたかい食べ物
身体をあたためる食べ物、
ショウガ、にんにく、紅茶、発酵食品など
根菜（大根、ニンジン、ゴボウなど）
大根、ゴボウなどが入ったお味噌汁を飲むのがおすすめですね。
「茶カテキン」
緑茶に含まれます。
食事で摂った脂肪の分解・消費を促し、
さらに、体についた脂肪の代謝も高めてくれます。
緑茶は手軽に飲めるのでうれしいです。
まとめ
食事誘導代謝によるカロリーを知って、代謝アップできるといいですね。
「なかなか痩せない～」というときは、
・セルライトを落として筋肉を増やすこと、
・身体を動かすこと、
・あたたかいものとたんぱく質を食べること
心がけてみてくださいね。
