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10年後の自分から今の自分をみて、40代・50代で始めたいこと

10年後の自分

いまから10年前の自分を考えると、若くて元気だったなあと振り替えるはず。
たとえば40代の方は「もう30代、いよいよアラサーね」と。
50代の方は、「もう40代、なんか年とったな」と思っていたのでは。以前の自分と比べると、年をとっているのは仕方ありません。

逆に、10年後の自分から、今の自分をみることを想像してみると、なんだか若くなったような気がします。

10年後の自分から今の自分をみるとどうでしょうか

50代、60代の自分が今の自分をみると、まだまだやれることがたくさんあったと振り返るのではないでしょうか。

いまはコロナ禍で大変な時期ですが、10年後の自分からみると、「大変だったわね~」と思い返しているのでしょう。

私は40歳の時はITエンジニアでした。
日進月歩のIT業界で、新しい技術がどんどん出てきます。
覚えることはきりがありません。もう40歳なので無理!と思っていました。
でも、今から考えると、まだ40歳なのです。


50歳を過ぎた今は美容業界にいますが、美容業界も新しい技術や製品がでてきます。
エステシャンとしても、サロンの経営者としても情報収集が大切です。
でも、もう50歳を過ぎたので無理とは思わずに、新しいことにも挑戦しています。
「脳は100才まで成長する」ということを知ったからです。

今の私がもし40歳の私に会ったら、「まだ40歳なのに、なに言ってるの!」とはっぱをかけているでしょう。
 もう40代、50代、年を取ったわね~
とついつい考えてしまうときは、10年後の自分から今の自分をみるようにしてみてください。
50代、60代の自分からみてみると、元気がわいてきます。

40代、50代はまだまだ壮年期

60歳前後は人生のサイクルの中では、壮年期から老年期の切り替え時期です。
 60代以降の方に、40代、50代を振り返っていただいくと、ほとんどの方が「体力があって、いろいろなことができた」とおっしゃります。

お仕事や家庭でも忙しくなりがちでした。
仕事では後輩を育てたり、上に立つ立場になることも多くなります。
家族関係では、お子様の結婚、出産、お孫さんの世話、ご主人が体調を崩した、親の介護が必要になってきた、など、いろいろと忙しく動かなくてはいけません。

一方、40代後半から50代前半は、更年期障害でつらい時期をすごした方も多くいます。
なにをするのも億劫、気分が落ち込む、ホットフラッシュで汗がでる、心臓がどきどきする、いらいらする、などの悩みを抱え、ついつい家にこもりがちになります。

ただし、更年期障害は数年すると、すっかりよくなります。人間はつらいことは忘れやすいので、60代以降になると、そういえばつらかったわね、程度の記憶しかなくなります。
今更年期に悩んでいる方も、時期的なものだと考えて、地道に日々の体調や気持ちの管理に気を付けていくと明るい未来が待っています。
更年期障害がでていくる50代前半は、子供さんが独立したり、親御さんが他界したりと喪失感を感じることが重なります。
生理的な身体の変化の多い時期に、環境も変わることが重なると、更年期障害もつらくなりがちです。
私も更年期の真っただ中ですので、体調管理、気持ちの管理に気をつけています。

40代、50代でやってみてよかったこと

60代以降の方が40代、50代でやってよかったということをいくつかご紹介します。

・習いごとを始めたこと

40代、50代から何かを始める方が意外に多くいます。
墨絵、お習字、フラワーアレンジメント、手芸、合唱、スポーツクラブ、水泳、フラダンス、ヨガなどです。
ご家族のことやお仕事が落ち着いて、自分のために時間が使えるようになる時期でもあります。
若いころ少しやったけど辞めてしまったことや、以前からやりかたったことをするチャンスです。
コロナ禍で外出できないというときは、家で出来る趣味を始めるとよいですね。
オンラインでも習うことが出来ます。

・運動を始めたこと

以外なのですが、20代から60代で運動習慣が一番少ないのが20代です。
40代、50代から運動を始める方が増えてきます。

家族や仕事が少し落ち着いて、運動する時間が持てるのでしょう。

また、だんだん体力の衰えが気になります。
実際に筋肉は年々減っていきます。
40代、50代から運動習慣つけること大切です。

・食生活を変えたこと

また、健康診断で、血糖値、血圧、コレステロールなどの数値が悪くなり、健康に気をつけるようになり、食事を見直す時期でもあります。50代から食事に気をつけていると、60代以降も元気に過ごすことができます。

・身の周りの整理

身の回りの片づけや整理は60代以降になると億劫になり、なかなかできなくなることのひとつです。
40代、50代のうちから、持ち物を少なくする習慣をつけるとよいですね。

・ご家族、お友達、ご主人との旅行

「40代、50代の想い出」として、お友達やご主人との旅行を挙げる方がわりと多くいます。
40代のうちは、ご家族での旅行が多いと思います。
50代になり、お子さんが成長して一緒に旅行に行くこともなくなるので、お友達やご主人と行く時期になるようです。
コロナ禍で、旅行もままならないのですが、落ち着いたら行かれるといいですね。

まとめ

 40代、50代になると、なにか始めることが億劫になりがちですね。
でも、10年後の自分から、今の自分をみると、若かったなと思うはずです。
10年前の自分と比べるのではなく、10年後の自分と比べて考えてみると、前向きになれますよね。
時間はだれのもとにも平等に流れます。

「脳は100歳まで成長する」とも言われていますので、
40代、50代から、なにかを始めることに遅いということはないですね。
続けると、10年続けたことになりますね。

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