「あなたの体はなにをどう食べたかの結果です」とよく聞きますよね。
筋肉については「筋肉はあなたがどう体を動かしたかの結果です。」
筋肉は動かさないとすぐに落ちてしまいます。
反対に、何歳になっても筋肉は増やすことができます。
「筋肉は裏切らない」という言葉が流行りましたが、筋肉が増えると基礎代謝が上がり、太りにくくなります。
40代からは、美容健康のために体を動かす習慣をつける２つの理由を紹介します。
筋肉が少ないと代謝が下がるので太りやすくなる
「食べなくても痩せない」という方は、筋肉が落ちています。
摂取カロリーを効率よく消化するためには筋肉をつけましょう。
筋肉をつけると言いましても、４０代からムキムキになる必要はありません。
オリンピックを目指すわけでもないですよね。
辛く苦しいエクササイズは必要ありません。
一日の少しの時間、または1週間で2，3回一時間ほどでいいので、体を動かす習慣つけてみましょう。
筋肉は年齢とともに減少します。
20代と比べると、70代では30％減少してしまいます。
その分体脂肪が増えやすくなります。
日常生活でも姿勢を保ったり、歩いたりすることで筋肉を動かしています。
筋肉のある方はない方よりも、より多くの筋肉を使うことができます。
筋肉がある方はカロリーを消費しやすいのです。
代謝を上げるためには、どこの筋肉を鍛えるといいのでしょうか
「大きな筋肉」を鍛えると、カロリー消費に効率が良いと言われています。
女性は上半身に筋肉が付きにくいので、下半身を鍛えると効果的です。
お尻の筋肉（大臀筋）、太ももの前の筋肉（大腿四頭筋）、太ももの裏の筋肉（ハムストリング）を鍛えましょう。
これらの筋肉で、全身の筋肉の５０％を占めています。
ウォーキング、スクワットなどがおすすめです。
運動習慣をつけると、日常生活で体を動かしやすくなる
運動習慣がついていると体を動かすことが苦にならなくなります。
日常生活でまめに動くことができます。
太っている方は動かないのではなく、動けないのです。
一般的にダイエットの方法で「まめに動く」ということが言われていますが、まめに動くためは筋肉が必要です。
そして、筋肉を動かす習慣を持っていると自然に体を動かすようになります。
体を動かす習慣がついていないと、筋肉落ちて動きにくくなり、さらに筋肉落ちる。
ということになってしまいます。
また筋肉が少ないと、体力が落ちますので疲れやすくなります。
少し動くと疲れるので、余計に動かなくなってしまうのですね。
体系を保っている方は、よく動いています。
日常生活でも活動量が多くなっています。
動ける体を作るためにも、定期的に運動をして、動く習慣をつけることが大事です。
ちなみに４０代以降は、運動をすれば痩せるというわけではありません。
痩せるためには食事を変えなければいけません。
食事については別の章でいろいろと説明しておりますのでそちらを参考にしてください。でも、食事だけでも痩せることは難しいので、やはり一定時間以上続けて体を動かすことが必要です。
サロンのお客様でもスリムな方は週に１回でもスポーツクラブに行ったり、１時間以上歩いたり、ダンスをしたり、ヨガレッスンに行ったりと運動することを習慣にしています。
続けていると運動することの気持ちよさがわかってきますので、楽しく運動を続けています。
週に何回もする必要はありませんが、最低週に一回は運動する習慣をもってください。
日常生活で体を動かして効率よくカロリーを燃焼するために、また、基礎代謝を増やすために、運動をする習慣は大切です。
なにごとも習慣になると楽ですので、体の動く４０代のうちに運動する習慣をつけておきましょう。
私はスポーツクラブの会員になって週に2回ヨガに通っています。
続けるための工夫は、1週間くらい前に行く日を決めて行くことにしています。
予定を決めると行くことが苦になくなります。
今はコロナ禍なのでお休みしていますが、自宅でユーチューブを見ながら週に2回ヨガをしています。
そして、ヨガをしない日は、５分ストレッチをしています。
一日２４時間あるたったの５分ですので、面倒だなと思う日もありますが続けています。
まとめ
「国民健康・栄養調査（厚生労働省）」によると、運動習慣のある人の割合は、男性で31.8％、女性で25.5％だそうです。女性は4人に一人です。
家事、仕事、家族の世話などで忙しい女性は、なかなかまとまった運動時間がとれないのでしょう。
そうはいいましても運動しないままにしていると、筋肉が落ちてしまいます。
一週間で1時間程度でいいので、運動できるように工夫するとよいですね。
それも難しい方も、日常生活で体を動かすこと心がけるようにしてください。
