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気になるセルライト、原因を知ってセルフケアしましょう(2)

セルライト解消

セルライトは多くの女性にとってお悩みのひとつです。
痩身サロンのエステシャンの毎日は、お客様のセルライトとの戦いです。
日本人女性の80%以上にセルライトがあると言われています。
この記事では、セルライトの原因となる生活習慣と、セルフマッサージ、そして予防方法を紹介しています。

セルライトの原因となる生活習慣

□ 食べすぎや運動不足で体重が増えた

セルライトは脂肪細胞が大きくなったことで出来てしまいます。
太ると脂肪細胞が大きくなりますので、食べすぎや運動不足で太ってしまうと、セルライトが出来やすくなります。

□ 身体が冷えている

冷えると血液やリンパの流れがとどこおり、代謝が下がり、脂肪が蓄積されます。
冷房の中で半袖でいたり、靴下をはかない、腰を冷やす、などの身体を冷やす習慣がセルライトを増やしてしまいます。

□ 湯船に入らない

シャワーですませてしまったり、ゆっくりと湯船につからないと、脂肪細胞が固くなってしまいます。

□ 生理前に太ってしまう

生理前に女性ホルモンのプロゲステロンが分泌されます。
これは脂肪や水分をためこむ働きをするホルモンですので、食べた分が脂肪としてためこまれやすくなります。

□ ストレスがたまっている

ストレスがたまると、ホルモンバランスが乱れて、太りやすくなってしまいます。
血流やリンパの流れも滞ってしまいます。
また、ストレスによる過食も太る原因となります。

□ 睡眠不足

睡眠不足の状態が続くと、食欲を出すホルモンのグレリンが増えて、食欲を抑えるホルモンのレプチンが減ってしまいます。
つまり、食欲を抑えられなくなってしまうということです。
また、幸せホルモンと言われているセロトニンの分泌も減ってしまいます。
セロトニンが減ると、甘いものが食べたくなります。

 
セルライトのセルフケア マッサージ

セルライトマッサージは

1 あたためる 
2 ほぐす 
3 リンパを流す

という3つのステップが必要です。

 セルライトは脂肪細胞の周りをコラーゲン繊維、老廃物、水分が取り囲み、固くなっています。
この固い部分をやわらかくするために、外側からほぐす必要があります。
ただし、強くほぐすともろくなった血管がさらに破壊されて血漿が流れ出し、コラーゲン繊維もさらに破壊されてしまいます。
また、セルライトをつぶすというケア方法がありますが、これは逆効果になることがあります。
セルライトは適度な力でほぐしましつつ、リンパを流すセルフマッサージが効果的です。

1 あたためる
皮膚が固くなっていますので、あたためてから行います。
お風呂上りや、ホットタオルなどでマッサージをする部位をあたためます。
簡単なのは、入浴中に湯船の中で行うことです。
あたたまっていますので、ちょうどいいタイミングです。

2 ほぐす(つまむ)
自分でマッサージは大変ですので、つまむだけでOKです。
片手、または両手で、気になる太もも、お腹、二の腕などをつまんでいきましょう。

3 流す
手や足は、心臓に遠いほうから近い部分に向かって手のひらで流します。
おなかは、おへそを中心に、おへそに向かって流します。

きもちのよい程度の力で行います。
老廃物が流れていることをイメージします。
ひとつの部位をはじからはじまで丁寧に流しましょう。

お風呂から上がって、マッサージジェルやクリームをつけて流すと効果的です。

セルライトは時間をかけてできたものですので、その解消もすぐに効果が現れるものではありません。
地道に続けることが必要です。
毎日お風呂のなかで、気長に続けてみましょう。

エステサロンではセルライトケアのマシーンやマッサージでセルライトを小さくしますが、それでもある程度の時間がかかります。
セルライトケアコースは10回から12回が1セットになっているのはこのためです。

セルライト化の予防

セルライト化の原因は太る原因とほぼ同じですので、その予防も太らないことです。
つまりダイエットと同じです。

・食べ過ぎない
・適度な運動をする
・冷やさない・
・ストレスをためない・
・ホルモンバランスを整える・
・睡眠時間を確保する

この中で特に大事なことは、セルライトの部分を冷やさないだと思います。
冷えるとさらにセルライトが悪化しますので、セルライトができている部分は冷やさないように気をつけてください。

サロンのお客様にも、セルライトを増やさないためには冷やさないようにしてくださいとお伝えしています。

以前は冬に特に注意してもらっていたのですが、最近は夏の冷房にも注意してもらっています。

冬は寒いのできちんと着るものを着て暖かくしているのですが、夏はついつい薄着で冷房の中にいる時間が多くなります。
セルライトの気になる部分は、たとえば腕でしたら、長袖を着るようにしたり、太ももでしたら、スパッツをはくか腰巻を巻くようにして、冷えを防ぐようにしましょう。

また、夏でもお風呂にきちんと入り体をあたためることは、セルライトの予防にも効果的です。

そして、血管が破壊されることでセルライト化が進みますので、血管を丈夫にすることも大切です。
別の記事の血管を丈夫にする食習慣を参考にして、セルライトの予防のためにも血管を丈夫にしましょう。

まとめ

セルフケアもすぐに結果を出すことは難しいので、ある程度の時間は必要です。
気長に続けてみてください。
入浴中は時間がありますので、足、うで、おなかをゆったりとマッサージしてあげてください。
また、セルライトを悪化させない、新しく作らないことも大切ですので、予防もしてくださいね。
セルライトを解消して、痩せやすいお体を作りましょう!

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