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閉経後にも美肌と健康を保つ3つの習慣

閉経後

50代になりつらい更年期が過ぎると、閉経後の身体の状態が落ち着いてきます。
少し寂しい気もしますが、活動範囲が広がるチャンスでもあります。
閉経後の肌や身体の変化を知って、美肌と健康を保つ3つの習慣を紹介します。

(1)活動範囲を広げて、心と体を変えるチャンスにする

閉経後は女性ホルモンが減少しますが男性ホルモンは増加します。
よい面と悪い面がありますが、身体が変わり、人生への取り組み方が変わるチャンスでもあります。
男性ホルモンのテストステロンが増加すると、積極的になり、前向きになります。日常を元気に明るく過ごすことができます。

シニア女性 笑顔

たしかに閉経後の女性、元気な方が多いですよね。


今まで月経周期にしたがって身体や精神に不調がでていました。
生理前にお腹や胸がはる、むくみやすくなる、いらいらするなどにわずらわされることがなくなります。

運動、旅行、水泳も月経を気にしないでできるようになります。
閉経して水泳を始める方もいます。

シニア 水泳



皮下脂肪もたまりにくくなり、太ももなどにセルライトはできにくくなります。
60代以上になると、下半身太りに悩んでいる方はあまり見かけなくなります。

むしろ、お腹にお肉が付くことに悩んでいる方が増えてきます。
男性ホルモンの影響で中性脂肪がたまりやすくなりますので、お腹に脂肪が付きやすくなります。

ちなみにダイエットには今までと違う対策が必要になってきます。

身体が変わり、生まれ変わるチャンスでもありますので、閉経後は活動範囲を広げてみましょう。

(2)閉経後の美容や健康への悪い影響を知っておく

今まで女性ホルモンのおかげで女性らしい身体を保つことができていました。
健康面でも、血管、血液、血圧、骨、肌が守られていました。
しかし、閉経後は女性ホルモンが減少しますので、美容と健康にさまざまなリスクがでてきます。今まででは考えられなかったことも起こります。

お肌のトラブルや健康面の問題が、閉経後の女性ホルモンの減少のためだということを知っておいて、落ち着いて対処していきましょう。

美容面の問題

・お肌のトラブル
お顔の肌が荒れすく、乾燥、しわ、毛穴、たるみ、くすみ、しみなどのトラブルが増えます。身体にかゆみがでる場合もあります。

・髪の毛のトラブル
抜け毛が増えて、髪の毛も細くなり、パサついてきます。

・ボディラインのトラブル
胸が小さくなり下垂します。ウェストに肉がつきやすくなり、くびれがなくなります。

健康面の問題

・血液疾患、心臓疾患
血液中のコレステロールが高くなりやすくなり、中性脂肪も増えやすくなります。動脈硬化や心臓疾患のリスクが増えます。

・高血圧
 女性は閉経前には低血圧の方が多いのですが、閉経後は高血圧の方も増えます。更年期中から血圧には注意しておきましょう。

血圧チェック 閉経

・糖尿病
女性ホルモンには血糖値を低下させるホルモンであるインスリンの効果を高める働きもあります。閉経後は糖尿病のリスクも高くなります。

・骨粗しょう症
女性ホルモンには骨を維持する作用があります。閉経後は骨の密度が低下するリスクが高くなります。骨粗しょう症にかかる人の80%以上が女性ですので、閉経前からも注意が必要です。

こうしてリスクをみていると、なにやら暗い気持ちになりますが、リスクについての知識を持って生活や食事に気を付けていけば、女性らしさと健康を保つことができます。

更年期障害の時期は、ホルモンが安定しないため、ほてり、いらいら、ホットフラッシュ、肩こり、頭痛、不安、不眠、手足のしびれ、など人によっていろいろな不調に悩まされます。

更年期 ホットフラッシュ

しかし、閉経して更年期症状が落ち着くと、ホルモンバランスの乱れによる不調からは解放されます。
考えようによっては楽になりますね。

(3) 自律神経を整える

更年期障害を軽くするためには自律神経を整えることが大切ですが、閉経後も引き続き、自律神経を整えることは大切になります。

そもそも、どの年代でも自律神経を整えることはとても大事なことで、自律神経の乱れが、さまざまな身体の不調の原因となります。
若い時から自律神経の乱れに悩まされた方も多いのではないでしょうか。

自律神経は、ストレスや不規則な生活で乱れてしまいますが、加齢も原因となります。
30代くらいから、年齢とともに副交感神経の働きが低下するという研究結果がでています。副交感神経の働きが低下すると、内臓の機能が低下して、血流不足、免疫力の低下、腸内環境の悪化などにつながります。

50代以降は更年期障害、閉経、加齢と、自律神経が乱れる原因が重なります。若いとき以上に自律神経を整えることが必要になります。

別のブログで自律神経を整える習慣を紹介しています。ぜひ実行してみてください。

◆自律神経とは
自律神経とは自分の意思とは関係なく、無意識のうちにはたらいている神経です。
眠っている間も、心臓や内臓が動いているのは自律神経のおかげです。
交感神経と副交感神経の2つの種類があります。
交感神経は、身体と心を活動させる神経で、主に昼間に働きます。
副交感神経は、身体と心をリラックスさせる神経で、主に夜に働きます。
2つの神経がバランスよく働いて、身体と心の健康を保っています。

自律神経

まとめ

閉経後は、今までのように女性ホルモンがあなたを守ってくれなくなります。
失った女性ホルモンを補うための生活や食事の習慣が大切になります。
50代からも美しく健康でいるために、自分で自分を守っていきましょう。

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