お正月太り、年明けには毎年悩んでいる人多いですよね。
調査によると、8割の人がお正月太りの経験があり、平均2.6キロ太ったそうです。
ダイエットでは太ったら早めに戻すのが大切です。
お正月太りの原因と、リセット方法を紹介します。
お正月太り、約8割の人が経験して平均は2.6キロ増!
大正製薬株式会社が2019年12月に20代~30代の働く女性2000人に調査をしたところ
・年始年末に体重が増えた人は78%
実際に正月太りの経験を持つ女性500名に調査したところ
・増えた平均は2.6キロ
「正月太りの原因」は、
「食事量が増えたから」(94%)
「カロリーの高いものを食べる機会が多かったから」(66%)
「運動をする機会が減ったから」(51%)
などが主な回答でした。
私のサロンのお客様では、年が明けてご来店するときに体重が増えている人は5割くらいです。
最高記録では、53キロが58キロになった方もいます。
12月の忘年会やクリスマス会から始まり、年末年始はお仕事もお休みで、家族や友人で集まる機会も多く、ついつい食べる量も増えてしまいます。
年末にまずいなあと思いながら、そのまま年を越し、食べる量も体重もそのままになっているようです。
お正月太りの一番の対策は、そもそも太らないこと
お正月に太らないコツ
食事の量や質に注意することです
・野菜中心のベジタリアンになる
・肉より魚を選ぶ
・植物油、クリーム菓子、揚げ物などのトランス脂肪酸を避ける
・食べる順番をいつも守る、最初に野菜・たんぱく質
・おやつは一日100カロリー以内に
・外食では野菜、豆腐、魚、きのこ、海草を中心に食べて、揚げ物は避ける
おもちはどうでしょうか?
おもちは食べ過ぎなければ、かえってダイエットによい食べ物です。
2枚でごはんお茶碗1杯分のカロリーがあります。
一度に食べる量を2枚に抑えておけば、お茶碗1杯分のカロリーですので問題はありません。
GI値もごはんと変わりありません。
むしろ腹持ちがよいので、間食をしなくなり、ダイエットには向いています。
ただ、あんこもちにすると糖分とカロリーが増えてしまいます。
おすすめの食べ方はのりを巻いた磯辺巻き、きなこ、納豆、大根おろしあえなどです。
おもちで太るという方は、一度に4枚、5枚と食べてしまうのではないでしょうか。
一食で2枚に抑えましょう。
お正月太りをリセットする方法
そうはいっても太ってしまった場合はどうすればよいでしょうか。
体重が増えると、身体は元にもどそうとします。ホメオスタシスという、体に変化が起こると変化を拒む機能が働きます。
体が変化を感じているうちに早めに戻すことが大切です。
1 体重計に乗って、体重と体脂肪をはかり、現状を把握する
体脂肪も増えていたら体重の増加原因は一時的なむくみなどではなく、皮下脂肪が増えています。
戻すのに時間がかかることを覚悟しましょう。
2 食事の内容と量を、年末年始前に戻す
多少の増加でしたら、お正月明けに普通の生活に戻り、食事を控えていたら戻りやすくなります。
運動して戻そうとしても、運動だけではもどりませんので、食事をコントロールすることが必要です。
3 食事の量を2割減らす
年末年始で多く食べるくせがついていますので、元の量がわからなくなる方もいますよね。
そのようなときは、生活のペースを元に戻して、食事の全体の量を2割減らします。
食事を減らさないと体重は戻りません。
4 生野菜と温野菜を毎食食べる
野菜が不足していることが多いので、野菜をたくさん食べるようにします。
生野菜と温野菜を毎食食べます。
たとえば、サラダとスープ、おひたしとトマトのスライス、など。
5 食事を食べる順番、ベジファーストを毎食実行する
野菜から食べて血糖値の急激な上昇を抑えます。
毎食きちんと実行していると、野菜を食べる量が増えます。
いつものダイエットと同じですね。
6 食事コントロールに加えて、複式呼吸をする
太ってくると、呼吸が浅くなっていますので、つねに腹式呼吸を意識します。
お腹をしっかりふくらまして、しっかりへこまして呼吸します。
複式呼吸は内臓脂肪を落としやすくしますので、一時的に食べ過ぎて太った分を落とすのに、驚くほど効果的です。
まとめ
年末年始に太ってしまった方は、お正月明けの1月中はダイエット月として、辛抱強く食事のコントロール、複式呼吸を心がけましょう。
このブログで紹介した方法、ぜひ実行してみてください。
毎日体重計に乗ることも忘れずに!