鏡を見て、なんだか顔が疲れている~と感じたら、肌が疲れているのかもしれません。
肌も毎日のお手入れやメイクの刺激に疲れてしまいます。
たまには肌をお休みさせて、肌の力を取り戻しましょう。
肌の疲れの原因と、休ませる方法について紹介します。
肌が疲れている~と感じたら、肌にも休日を!
肌の疲れをチェックしてみましょう
お体は元気でも、肌は意外と疲れているかもしれません。
周りの人から、「やせた?」「疲れてる?」「元気出してね」
など声をかけられたら要注意です。
チェックしてみましょう!
□ 化粧水、乳液、美容液などの基礎化粧品を3種類以上使っている
□ 基礎化粧品を塗るときに、パッティングをしている
□ 夜はクレンジングと洗顔の両方をしている
□ 週に5日以上ファンデーションを塗っている
□ 週に5日以上チークやコンシーラを使っている
□ 自分で顔のマッサージを週に一回以上している
□ 美顔器を週に一回以上使っている
□ 日焼け止めを塗らない日がある
□ 一日1時間以上屋外にいて紫外線を浴びてしまう
□ 日中、オフィスや家が乾燥している
□ 寒い外から温かい屋内に入るときなど、急に温度が変わることがよくある
□ 一日に飲む水分(コーヒーやお茶などのカフェインを除く)が1リットル以下
□ 顔をなでる、たたく、さわるなどの癖がある
□ 手が荒れていて、手のひらも荒れている
チェック数はいかがでしょうか。
0~2 肌への刺激が少ない生活です。
3~6 肌への刺激がたまっています。肌を休める習慣をつけましょう。
7以上 かなりお肌が疲れています。肌に休日を与えてあげましょう。
肌が疲れる原因
肌は外側からの刺激にとても弱くできています。
毎日刺激を受け続けると、バリア機能が低下して、肌の表面が荒れてしまいます。
肌の表面が荒れると、刺激に対して抵抗力がなくなり、さらに荒れやすくなってしまいます。悪循環ですね。
お手入れによる刺激
やさしく触っていればいいのですが、実は少しの力でも肌には負担となります。
クレンジング、洗顔などで肌に触れることが多くなると、刺激になってしまいます。
ファンデーションなどのメイクの刺激
ファンデーションを塗るときに肌に刺激が与えられてしまいます。
また日中塗っている間も、含まれている油分、界面活性剤、シリコンなどがお肌への負担となります。
マッサージや美顔器などの直接の刺激
肌へのマッサージや美顔器、ローラーなど、よかれと思ってやっているのですが、一定以上の力が加わると、実はお肌に負担となっています。
肌は刺激を受けると、シミの原因となるメラニンを生成してしまいます。またバリア機能も損なわれますので、肌の免疫力が落ちてしまいます。
ちなみにエステティシャンは一定以下の力加減で、肌へ負担をかけないようにしています。
紫外線による刺激
紫外線はシミの原因になるだけではなく、光老化という作用で肌を老化させてしまいます。
家にいるときも、窓からの日光や蛍光灯などの紫外線を浴びています。
乾燥した空気、急な温度変化などの外側からの刺激
オフィスや家の中が乾燥している冬はお肌も乾燥してしまいます。肌の水分、油分が奪われてバリア機能が低下しやすくなります。
また、急な温度変化も抹消血管が拡張して肌の赤味の原因となります。赤ら顔になってしまう要因となります。
肌の休日の過ごし方
肌を休める方法は、洗顔後全く「何も塗らない」ことです。
ご自分の肌の力、バリア機能が油分と水分のバランスをとって肌を本来の状態にしてくれます。
しかし、25歳を過ぎると「何も塗らない」ということは避けた方がいいでしょう。
無添加の刺激の少ない美容液だけを塗るのがおすすめです。
さらっとしたジェルでもいいですね。
× 化粧水は水分が多いので乾燥しやすくなります
× 乳液、クリームは油分が肌を覆ってしまいます
日中はメイクをしないでファンデーションなど塗らないようにしましょう。
日焼け止めも出来るだけ塗らないようにして、塗るのでしたら子供用のもの
または紫外線吸収剤が入っていないものがいいですね。
お肌の乾燥を内側から防ぐために、水分はきちんと摂りましょう。
ミネラルウォーター500ミリリットルを1本または2本飲むといいですね。
まとめ
毎日お手入れをしていると、自分では知らないうちに肌の疲れがたまっていることもあります。
エステサロンでは、オーバートリートメントは絶対にしないようにしています。
栄養の与えすぎになります。
また、刺激は肌のバリア機能を低下させるので肌本来の力が失われてしまいます。
たまには肌もお休みさせてリセットしてみましょう。