「体重を減らす」ということはとても大変です。
すぐ増えるのに、減らない~
とお悩みの方、多いです。
特に、30代になり、40代、50代と、体重が減りにくくなります。
20代のころは、少し食べないと痩せたのに、
食べなくても痩せなくなりますよね。
まずは、体重が減るということはどういうことか、考えみましょう。
生理学的にダイエットで体重が減るってどういうこと?
体重の増減は単純に摂取カロリーから消費カロリーを引く引き算です。
7000カロリーで1キロ増えます。
(摂取カロリー) - (消費カロリー) = (増えた体重)
あなたの体重の増減はいかがでしょうか。
増えているか、変わらないか、減っているかで、
いまの自分の生活が体重に与える影響がわかってきます。
消費カロリーは個人差があります。
筋肉量、日常の活動量、体質、ホルモンバランスなどによって変わります。
体重を減らすためには、摂取カロリーを減らすか消費カロリーを増やすしかありません。
消費カロリーについては、みなさんも実感していると思いますが、
年齢とともにだんだん消費できなくなってきますよね。
いわゆる「代謝が落ちる」ということです。
代謝が下がる理由はいろいろありますが、
ここでは単純に、現在の自分の体が消費できるカロリーとして考えています。
また、女性は生理周期で消費カロリーが変わります。
生理前には太り、生理直後は痩せやすくなります。
生理周期にあわせて観察してみるとよいでしょう。
体重が増えているのはどうしてでしょう
サロンのお客様でも体重が増えた方は、
「なんかホルモンバランスが崩れている気がする」
「運動していないからなあ」
「水を飲んでも太る気がする」
「そういえば、いっぱい食べている」
などとおっしゃります。
理由はいろいろですが、増えるということは、
自分の体が消費できるカロリーよりも多く食べているのです。
引き算ですね。
太ると「代謝が落ちてるから」と一言で片付けてしまいがちですが、
自分の摂取カロリーと消費カロリーのバランスを観察してみましょう。
摂取カロリーを減らすために、食事を減らすとどうなるのでしょう
では、食べなければいいのでは。
と思う方もいるかもしれません。
たしかに食べないと、摂取カロリーは減りますよね。
でも、消費カロリーも減ってしまいます。
食べることでカロリーが発生します。
食事誘導代謝熱といいます。
栄養が足りないので、筋肉が落ちてしまいます。
筋肉が動くと、カロリーを消費しますので
筋肉が少なくなると、日常での消費カロリーが減ってしまいます。
食べないダイエットはもっと怖いことがあります。
低エネルギー体質になってしまうのです。
身体の防衛本能で、少しのエネルギーで生きていけるようになります。
その状態で、多く食べてしまうと
すぐに太ってしまいます。
リバウンドしてしまうことになりますね。
40代からのダイエット
食べても太るし、食べなくても太る~
どうすればいいのかしら
と思いますよね。
私も、太ったときにダイエットするのですが、
なかなか減らないものです。
減らすためには、まずは
自分がどのようなものをどのくらい食べると体重を維持できるか
観察してみましょう。
観察して考えてみること、大事です。
ダイエットに20代ほどの勢いがない分は、知恵でカバー出来ます。
まとめ
40代からのダイエットは、
食事、運動、生活、呼吸など、総合的に組み合わせることが大切です。
私のブログでは、いろいろな角度から、美と健康を保つコツや習慣を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。